2階を駆け回る
「おーい」とか「誰かいませんか?!」と叫びながら
入れない部屋には、近くにあった消火器などを使って進入した
これも人を探すためだ、何ら問題はないだろう
消火器を振り、窓を割り、中に入って人探し
こんなことを何回繰り返しただろうか
どこを見渡しても人影なんて見えない、気配すらない
2階の端から端を駆け、もう探す所はない
諦めて3階へと向かう
今度は階段ではなく、エレベーターを使う
なんてことはない、ただの気分転換ってやつで
疲れた、というのもあるが
少し休憩したかった、でも先にも進みたかった
何も焦ることはない・・・でも、気になる
また昔と同じことを繰り返そうとしているのかと、ふと昔のことが頭をよぎる
数年前の話、何もかも上手くいかずむしゃくしゃしていた頃の自分
若くて、世間を知らなくて
自分がこの世のすべてとまではいかないが近いことを考えていた頃の自分
自分のやることがすんなりいくとどれほど嬉しいことか
誰かに気を遣って生きていくのがどれほど疲れるか
自分のミスで他の人に迷惑をかけるのがどれほど辛いか
今考えるとそれほど深く考えることでもない
若い頃は若いなりに苦労を重ねなければならない
大人になったときにそのときの苦労を思い出せば
あのときの苦労がここで報われると考えることも出来るだろう
ただ今は、がむしゃらに動いていたかっただけなのだ
「おーい」とか「誰かいませんか?!」と叫びながら
入れない部屋には、近くにあった消火器などを使って進入した
これも人を探すためだ、何ら問題はないだろう
消火器を振り、窓を割り、中に入って人探し
こんなことを何回繰り返しただろうか
どこを見渡しても人影なんて見えない、気配すらない
2階の端から端を駆け、もう探す所はない
諦めて3階へと向かう
今度は階段ではなく、エレベーターを使う
なんてことはない、ただの気分転換ってやつで
疲れた、というのもあるが
少し休憩したかった、でも先にも進みたかった
何も焦ることはない・・・でも、気になる
また昔と同じことを繰り返そうとしているのかと、ふと昔のことが頭をよぎる
数年前の話、何もかも上手くいかずむしゃくしゃしていた頃の自分
若くて、世間を知らなくて
自分がこの世のすべてとまではいかないが近いことを考えていた頃の自分
自分のやることがすんなりいくとどれほど嬉しいことか
誰かに気を遣って生きていくのがどれほど疲れるか
自分のミスで他の人に迷惑をかけるのがどれほど辛いか
今考えるとそれほど深く考えることでもない
若い頃は若いなりに苦労を重ねなければならない
大人になったときにそのときの苦労を思い出せば
あのときの苦労がここで報われると考えることも出来るだろう
ただ今は、がむしゃらに動いていたかっただけなのだ
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